Audi RS5(B8)4.2 V8|バブリング施工レポート

今回は、アウディRS5(B8型)4.2L V8 FSIエンジンのお客様より、「バブリングを追加したい」 とのご依頼をいただきました。
RS5の4.2 V8(CFS型)はNA エンジンですが、Bosch MED17.1.1 の最適化により
中間トルクの厚み・レスポンス向上・高回転の伸び がしっかり体感できる車両です。
▼ 基本スペック(ノーマル状態)
- 型式:ABA-8TCSF
- 全長×全幅×全高:4650 × 1860 × 1375mm
- 車重:1810kg
- エンジン:4.2L V8 FSI(CFS型)
- 最高出力:450ps / 8250rpm
- 最大トルク:430Nm / 4000〜6000rpm
- 駆動方式:フルタイム4WD(quattro)
- ミッション:7速 DCT
高回転型の自然吸気 V8 である RS5 は、ダイナミックモード選択時に
エキゾーストフラップが常時オープンとなり、4.2L のサウンドをダイレクトに楽しめる仕様 になっています。
V8 の美しいサウンドラインを壊さないよう、3000rpm 以上の走行時にアクセルオフで自然に小気味よい余韻が出る仕様に調整。
普段乗りでは控えめで、踏んだ時だけ心地よく響く大人のバブリングです。
▼ 施工内容|バブリング(Pops & Bangs)
アクセルオフ時の点火遅角量・燃料噴射の有無・負荷領域の判定 を中心に再調整しています。
燃料カットの閾値変更
点火遅角のマップ最適化
スロットル閉じ動作の補正
回転数ごとの発生頻度・音量のチューニング
排気温度(EGT)を考慮した安全マージンの維持
RS5 は高回転型のため、
3000rpm 以降の抜いた瞬間の余韻が最も美しい領域と判断し、
純正制御のクセを整えることで、自然に響く V8 サウンドが得られます。

▼ 試走インプレッション
アクセルオフで自然に入る V8 の余韻
3000rpm 付近からアクセルを抜いた瞬間、
4.2L NA V8 らしい乾いたサウンドに軽い余韻が乗る ようになりました。
人工的な音ではなく、
エンジンのキャラクターに合わせた“純正+α”のニュアンスで響くため、
RS5 の大人っぽい雰囲気を損なわないのが特徴です。
街乗りでは一切うるさくならない
低回転域では音を出さない制御としているため、
普段の街乗りやクリープ走行では純正と変わらず静か。
必要ない場面では静か・走りを楽しみたい時だけ音が出る
というバランスを保っています。
スポーティに走らせた時だけ表情が変わる
3000rpm を超えるあたりから、
アクセルオフのタイミングで控えめに“コッ”と入る余韻が心地よく、
NA V8 を転がしている感覚がより鮮明になる サウンド演出です。
過度に派手にしないことで、
RS5 本来の上質な排気音と調和し、長く付き合える仕様になっています。
▼ 注意点とメンテナンス
RS5 は DCT(DL501)の温度管理が非常にシビアな車種です。
オイル温度が高い状態ではトルクリミットが作動
Launch Control や急激な連続加速は控えると寿命が伸びる
必要に応じて DCTオイル交換(純正 or Motul) もおすすめです。
まとめ
走行性能を変えず、
アクセルオフ時にだけ上品な余韻を足すバブリングを追加しました。
3000rpm 以上で軽く響く設定にすることで、
街乗りでは純正と同じ静けさを保ちながら、
スポーティに走らせたときだけ V8 らしい乾いた響きが顔を出す仕上がりです。
RS5 / S5 / R8 4.2 など同系統エンジンのチューニングも対応しています。
お気軽に ZARION-X までご相談ください。
