Ferrari 812 Superfast(812スーパーファスト)は、 6.5L自然吸気V12エンジンを搭載する フェラーリのフロントエンジン・スーパーカーです。
純正で最高出力800PS、 最大トルク718Nmを発揮。 8,500rpmで最高出力に達する 高回転型V12ならではのレスポンスと、 圧倒的なエキゾーストサウンドが魅力です。
ZARION-Xでは、812 Superfastの Stage1・Stage2 ECUチューニングと バブリング(Pops & Bangs) をご案内しています。
施工料金は Stage1 550,000円、 Stage2 600,000円、 バブリング単体470,000円です。
Stage1では、 825HP / 750Nmの 出力設定をご案内しています。
本記事では、812 Superfastの純正スペック、 ECUチューニングによる出力向上、 バブリング、海外の施工事例、 ECU書き換え方法、車検やメンテナンスについて ご紹介します。
- 812 Superfastの純正スペックと特徴
- Stage1・Stage2のチューニング内容
- Stage1 825HP / 750Nmの出力設定
- 自然吸気V12のECUチューニング
- バブリングのサウンドと車両への負担
- 海外の812 ECUチューニング事例
- Bosch MED17.3.5のBench施工
- 施工料金・車検・保証・メンテナンス
1. Ferrari 812 Superfastとは
Ferrari 812 Superfastは、 F12berlinettaの後継として 2017年に発表された フロントミッドシップのV12スーパーカーです。
6,496ccの自然吸気V12エンジンを搭載し、 最高出力800PS、最大トルク718Nmを発揮します。
フェラーリ伝統のフロントエンジンV12を さらに高出力化したモデルで、 高速巡航からスポーツ走行まで 幅広いシーンで圧倒的なパフォーマンスを発揮します。
6.5L自然吸気V12エンジン
812 Superfast最大の特徴は、 最高出力を8,500rpmで発揮する 高回転型の自然吸気V12エンジンです。
ターボチャージャーに頼らず、 大排気量と高回転によって 800PSという出力を実現しています。
アクセル操作に対する鋭い反応と、 回転数の上昇に伴って変化する V12特有のエキゾーストサウンドが魅力です。
7速デュアルクラッチトランスミッション
トランスミッションには 7速デュアルクラッチを採用。
V12の大きなトルクを伝達しながら、 素早いシフトチェンジと スポーティなドライビングフィールを実現しています。
812 GTSとの違い
812 GTSは、812 Superfastをベースに リトラクタブルハードトップを組み合わせた オープンモデルです。
6.5L自然吸気V12の基本出力は共通で、 オープンエアでV12サウンドを楽しめることが 大きな魅力です。
本記事では812 Superfastを中心に、 ECUチューニングの内容をご紹介します。
2. 812 Superfastの純正スペック
812 Superfastは、6.5L自然吸気V12、 後輪駆動、7速DCTという構成を採用しています。
| 項目 | 812 Superfast |
|---|---|
| エンジン | 6.5L V12自然吸気 |
| 排気量 | 6,496cc |
| 最高出力 | 800PS / 8,500rpm |
| 最大トルク | 718Nm / 7,000rpm |
| 駆動方式 | FR・後輪駆動 |
| トランスミッション | 7速DCT |
| 0-100km/h | 2.9秒 |
| 最高速度 | 340km/h超 |
| エンジンECU | Bosch MED17.3.5 |
812 Superfastは、純正状態でも 非常に高い出力を持つ自然吸気V12ですが、 ECUの制御を最適化することで さらなるレスポンスや出力特性の調整が可能です。
3. Stage1で何馬力アップする?
812 SuperfastのStage1では、 純正または純正に近い吸排気構成を基本に、 ECUの制御を最適化します。
点火時期、燃料噴射、 スロットル特性、トルク関連制御などを調整し、 高回転まで伸びるV12の性能を引き出します。
812 Superfast|Stage1出力
| 項目 | 純正 | Stage1 |
|---|---|---|
| 最高出力 | 800PS | 825HP |
| 最大トルク | 718Nm | 750Nm |
Stage1の出力設定は、 825HP / 750Nmです。
高回転型の自然吸気V12の特性を活かしながら、 エンジンレスポンスと 出力・トルク特性を最適化します。
Stage1で変わるポイント
アクセルレスポンス
アクセル操作に対する スロットルの反応を調整し、 よりダイレクトな加速感を追求します。
中間加速
トルク特性を最適化し、 中回転域からの力強い加速を引き出します。
高回転域の伸び
V12の高回転特性を活かしながら、 回転数に応じた出力特性を調整します。
純正の乗り味
日常での扱いやすさにも配慮し、 スムーズさと力強さを両立した セッティングを目指します。
4. Stage2 ECUチューニング
Stage2は、スポーツマフラーや 吸気系パーツなどを変更した車両向けの ECUチューニングです。
現在装着されているパーツに合わせて、 点火時期、燃料噴射、 トルク関連制御などを最適化します。
Stage1とStage2の違い
Stage1
純正または純正に近い吸排気構成を基本に、 ECU制御を最適化するメニューです。
Stage2
スポーツマフラーや吸気パーツなど、 変更したハードウェアに合わせて ECUを調整するメニューです。
Stage2の出力設定
Stage2は、車両に装着されている 吸排気パーツの仕様に合わせて セッティングを行います。
Stage1とは異なるハードウェア構成を前提に、 エンジンのレスポンスや 高回転域の出力特性を調整します。
施工料金は600,000円です。
5. 自然吸気V12のECUチューニングで変わること
812 Superfastは自然吸気エンジンのため、 ターボ車のように過給圧を高めて 出力を向上させることはできません。
そのため、エンジンの燃焼制御や スロットル特性を最適化し、 V12本来の性能を引き出すことが チューニングの中心となります。
点火時期の最適化
エンジン回転数や負荷に応じて 点火時期を調整し、 出力・トルク特性を最適化します。
燃料噴射制御
エンジンの燃焼状態や負荷に合わせて 燃料噴射関連の制御を調整します。
高回転・高負荷時の安定した燃焼を維持するうえで 重要な要素です。
スロットル・トルク制御
アクセル操作に対するスロットル特性や トルク関連制御を調整することで、 加速時のレスポンスを最適化します。
エンジン保護制御との整合性
812 Superfastのような高出力V12では、 冷却系、燃料供給、 ノッキング対策なども重要です。
出力だけを追求するのではなく、 エンジンのコンディションを踏まえて セッティングを行います。
6. Ferrari 812のバブリング
812 Superfastの最大の魅力の一つが、 6.5L自然吸気V12が奏でる エキゾーストサウンドです。
ZARION-Xでは、 バブリング(Pops & Bangs) によるサウンドカスタマイズも ご案内しています。
バブリングとは?
バブリングとは、 アクセルオフやシフトダウン時などに マフラーから「パンッ」「パラパラ」といった 破裂音を発生させるサウンドチューニングです。
ECUの燃料・点火関連制御を調整することで、 アクセルオフ時の排気サウンドを変化させます。
バブリングで調整する内容
- アクセルオフ時の作動条件
- 作動するエンジン回転数
- 音の強さ・継続時間
- シフトダウン時のサウンド
- 走行モードに応じた作動条件
- 純正・社外マフラーに合わせた調整
控えめなクラックル音から より明瞭な破裂音まで、 ご希望のサウンドと排気系の仕様に合わせて セッティングをご案内します。
純正マフラーでもバブリングできる?
純正マフラーでも、 ECUの仕様に応じてバブリングを設定できます。
実際の音量や音質は、 触媒、マフラー内部の構造、 排気バルブの開閉状態によって変わります。
社外スポーツマフラーでは、 アクセルオフ時の破裂音が より明瞭になる場合もあります。
バブリングによる車両への負担
バブリングは迫力あるV12サウンドを楽しめる一方、 純正状態とは異なる燃料・点火制御を行うため、 車両への負担が増える場合があります。
特に強いバブリングや長時間の連続作動では、 排気温度の上昇や未燃焼燃料の影響によって、 触媒、マフラー、排気バルブ、 O2センサーなどへの負担が大きくなります。
また、排気系への熱負荷が増えることで、 触媒内部の劣化や損傷、 マフラー内部の部品の耐久性低下に つながる可能性があります。
燃料・点火制御の変更は エンジンの燃焼状態にも関係するため、 点火系や燃料供給系のコンディションも重要です。
ZARION-Xでは、 車両の状態と排気系の仕様を確認し、 ご希望のサウンドと部品への負担を考慮して セッティングをご案内しています。
控えめなクラックル音から 強めの破裂音まで、 お好みのサウンドをお知らせください。 参考動画がある場合は、 URLと現在のマフラー仕様を添えて お問い合わせください。
7. 純正マフラーと社外マフラーの違い
Ferrari 812のエキゾーストサウンドは、 ECUの設定だけでなく、 マフラーや触媒、排気バルブの仕様によって 大きく変わります。
純正マフラー
純正マフラーは、 V12エンジンのサウンドと 消音性能を両立する設計です。
バブリングを設定した場合も、 マフラー内部の構造や排気バルブの状態によって 音の響き方が変化します。
社外スポーツマフラー
社外スポーツマフラーでは、 V12特有の高音域のサウンドや エキゾーストの響き方が変わります。
バブリングを組み合わせる場合も、 現在装着されている排気系の仕様が重要です。
排気バルブ制御
排気バルブ付きマフラーでは、 バルブの開閉によって サウンドの音量や音質が変化します。
ご希望のサウンドに合わせて、 バルブの作動状態も確認します。
8. 海外の812 ECUチューニング事例
海外でも、812 Superfastの ECUチューニングや排気系のカスタマイズが 行われています。
ここでは、実際に812 Superfast向けの ECUチューニングを提供している 海外の専門ショップをご紹介します。
Gintani| Ferrari 812 Superfast ECU Tuning
アメリカのGintaniでは、 Ferrari 812 Superfast向けの ECUチューニングを提供しています。
Stage1は純正の吸排気構成を基本とし、 Stage2は吸排気パーツの変更を前提とした メニューとして展開されています。
6.5L自然吸気V12に対する ECUチューニングの海外事例として 参考になります。
Gintaniの812 ECUチューニングを見る →812 Superfastの海外カスタマイズ
海外では、NOVITECなどの エキゾーストシステムを組み合わせた 812のカスタマイズも人気があります。
特に自然吸気V12ならではの 高回転サウンドを重視した カスタマイズが特徴です。
ECUチューニングと排気系の変更を組み合わせる場合は、 装着するパーツの仕様に合わせて セッティングすることが重要です。
9. Ferrari 812のECUの種類と書き換え方法
Ferrari 812 Superfastには、 Bosch MED17.3.5 エンジンECUが採用されています。
ZARION-Xでは、 ECUを車両から取り外して専用機材に接続する Bench方式を基本として ECUチューニングをご案内しています。
Bench施工とは?
Bench施工は、車両からECUを取り外し、 専用機材で直接接続して データを読み書きする方法です。
対応する機材を使用することで、 ECUケースを開封せずに データへアクセスできます。
Bosch MED17.3.5の特徴
MED17.3.5は、 エンジンの燃料噴射、 点火時期、トルク関連制御などを 管理するECUです。
812 Superfastでは、 6.5L自然吸気V12の仕様に合わせた ECUデータが使用されています。
ECUの書き換え作業
- 車両からエンジンECUを取り外す
- 専用機材を使用してBench接続
- ECUデータの確認とバックアップ
- Stage1・Stage2・バブリングデータの準備
- ECUへのチューニングデータの書き込み
- ECU再装着後の診断・動作確認
- エンジンECU:Bosch MED17.3.5
- 施工方式:Bench
- ECU取り外し:必要
- 施工内容:Stage1 / Stage2 / バブリング
10. ZARION-XのECUチューニング施工料金
ZARION-Xでは、 Ferrari 812 Superfastの Stage1・Stage2・バブリングを ご案内しています。
バブリング単体
アクセルオフ時の エキゾーストサウンドを カスタマイズするメニューです。
Stage1
純正または純正に近い吸排気構成を基本に、 V12の出力・トルク特性を最適化します。
Stage2
吸排気パーツの変更内容に合わせて ECUを最適化するメニューです。
施工料金・出力一覧
| メニュー | 最高出力 | 最大トルク | 料金 |
|---|---|---|---|
| 純正 | 800PS | 718Nm | — |
| Stage1 | 825HP | 750Nm | 550,000円 |
| Stage2 | 吸排気仕様に合わせて設定 | 600,000円 | |
| バブリング単体 | エキゾーストサウンド調整 | 470,000円 | |
Stage1・Stage2とバブリングの同時施工
Stage1またはStage2をご依頼いただく場合、 対応する車両では バブリング設定を無料で追加できます。
バブリング単体での施工料金は 470,000円です。
対応車両ではバブリング設定を 無料で追加できます。 ご希望のサウンドを施工前にお知らせください。
11. ECUチューニング施工の流れ
Ferrari 812では、 車両のコンディションを確認してから ECUの書き換え作業を行います。
年式、走行距離、 マフラーや吸気パーツの仕様、 ご希望の施工メニューを確認します。
診断機を使用して、 エンジンや関連システムの エラー・警告灯を確認します。
エンジンECUを車両から取り外し、 Bench接続の準備を行います。
専用機材を使用して ECUデータを確認し、 必要なバックアップを保存します。
Stage1・Stage2・バブリングなど、 ご希望の内容に合わせて チューニングデータを準備します。
専用機材を使用して、 ECUにチューニングデータを書き込みます。
ECUを車両へ戻し、 エンジン始動、警告灯、 関連システムの動作を確認します。
施工時間について
812 Superfastでは、 ECUの取り外し、Bench書き換え、 再装着、車両診断を含めた作業となります。
施工日程は、車両の状態と ご希望の作業内容に合わせてご案内しています。
12. 車検・メーカー保証・メンテナンス
車検への影響
ECUチューニングを行っただけで、 一律に車検不適合になるわけではありません。
ただし、排気音量、排出ガス、 触媒、警告灯などについては 保安基準への適合が必要です。
バブリングや社外マフラーを組み合わせる場合は、 現在の排気系の仕様と実際の音量が重要になります。
ディーラー入庫・メーカー保証
ECUチューニングによって、 メーカー保証やディーラーでの整備対応に 影響する場合があります。
また、ECUソフトウェアが更新された場合、 チューニングデータが上書きされることがあります。
純正データへ復帰できる場合でも、 ECUの書き換え履歴まで 消えるわけではありません。
エンジンオイル・冷却系
812 Superfastの6.5L V12は、 高回転域で大きな出力を発揮する 自然吸気エンジンです。
エンジンオイルや冷却系の状態を良好に保ち、 使用状況に合わせたメンテナンスを行うことが 重要です。
スパークプラグ・点火系
高回転・高負荷時の安定した燃焼には、 スパークプラグやイグニッション系統の コンディションが重要です。
ミスファイアやエンジン不調がある場合は、 原因を確認してから施工します。
触媒・マフラー・排気バルブ
バブリングでは燃料・点火制御の変更によって、 排気温度や未燃焼燃料の状態が変化します。
特に強い設定や長時間の作動は、 触媒、マフラー、排気バルブ、 O2センサーなどへの負担を増やす場合があります。
排気系の熱劣化や部品の損傷につながる可能性もあるため、 現在の排気系の状態を確認し、 過度な負担を避けることが重要です。
7速DCT・駆動系
812 Superfastには 7速デュアルクラッチトランスミッションが 採用されています。
ECUチューニングによるトルクの変更は、 変速機やクラッチ、駆動系の負担にも 関係します。
エンジンだけでなく、 駆動系のコンディションも重要です。
13. よくある質問
まとめ|812 Superfastの自然吸気V12をさらに楽しむ
Ferrari 812 Superfastは、 800PSを発揮する6.5L自然吸気V12を搭載した 高性能スーパーカーです。
Stage1 ECUチューニングでは、 エンジンの燃料・点火・トルク関連制御を最適化し、 825HP / 750Nmの出力設定をご案内しています。
さらに吸排気変更車両向けのStage2や、 バブリングによる サウンドカスタマイズにも対応しています。
ECUの書き換えは Bosch MED17.3.5のBench方式で行います。
施工料金はStage1 550,000円、 Stage2 600,000円、 バブリング単体470,000円です。
Ferrari 812 Superfastの
ECUチューニングはZARION-Xへ
バブリング 470,000円
Stage1 550,000円
Stage2 600,000円
自然吸気V12のパフォーマンス向上から、
エキゾーストサウンドのカスタマイズまで。
ご希望の施工内容をお気軽にご相談ください。