マセラティ レヴァンテ S|3.0L V6ツインターボ Stage2 施工レポート

今回ご依頼いただいたのは、
Maserati Levante S(3.0L V6 ツインターボ)

フェラーリ製ユニットを搭載するモデルで、
純正でも十分なパワーを持っていますが、ブースト・燃調・点火を最適化すると
驚くほどスムーズで力強い加速へ進化する車種 です。

今回は純正パーツのまま、ソフトウェアのみで仕上げる Stage2 セッティング を施工しました。

▼ Levante S(3.0L V6)の基本スペック(純正)

  • 最高出力:430ps

  • 最大トルク:580Nm

  • 0-100km/h:5.2秒

  • ECU:Bosch MED17

  • 駆動方式:4WD

  • 車両重量:約2,000kg

重量級SUVながら、ターボ車らしく マップの最適化による伸びしろが非常に大きい パワートレインです。

【Stage2】純正パーツのまま ECU 最適化

  • 純正ハード前提で、
    過給圧・燃調・点火・トルク制御の4つを中心に最適化

    Levante/Ghibli 系の 3.0L V6 は純正マップの保守性がかなり強いため、
    マージンを残しつつ補正することで トルク感と吹け上がりが大きく改善 します。

Stage2 施工内容(純正ハード仕様)

■ 過給圧(ブースト)コントロールの最適化

純正ハードに対して安全域を保ちながら、
立ち上がりと高回転のブースト保持を改善

SUVらしさが消えるほど軽く回るようになります。

■ 点火マップの補正

ノックマージンを確認しながら、
実際の燃焼に合わせて遅角・進角を最適化

レスポンスと高回転の伸びに直結します。

■ 燃調(ラムダ)の調整

純正は安全側にかなり濃く設定されていますが、
負荷・回転数に合わせて 力の出るポイントへ最適化

トルクの出方が明確に変わります。

■ トルクリミット・スロットル制御見直し

重量級SUV特有の“踏んでも出ない”感を改善し、
アクセルの入力と加速が一致する自然なレスポンス を実現。

■ 排気温度(EGT)と保護制御の再バランス

純正マージンを残しつつ Stage2 のパワーに合わせて調整。
安全性と出力を両立させています。

Levante S(V6 3.0L)のチューニング後スペック(Stage2)

  • 最高出力:490ps

  • 最大トルク:735Nm

▼ Stage2 効果(体感インプレッション)

2トンとは思えない中間加速

2000〜4500rpm の加速が大幅に向上し、
アクセルを踏んだ瞬間に スッと前に出るフィーリング に。

高速道路の合流や追い越しが非常に楽になります。

高回転まで伸びきるV6ツインターボらしい吹け上がり

純正では高回転でやや重さを感じますが、
Stage2 では 最後までタレずに滑らかに伸びる 気持ちよさが出ます。

扱いやすく滑らかなレスポンス

スロットルとトルク制御を整えたことで、
街乗りでは “重さ” が消え、
高速では “余裕” が生まれます。

特に低速域での反応が自然になり、
純正のもっさり感が解消 されます。

まとめ

Levante S の 3.0L V6 は、
ハードを一切変えなくても ECU の最適化だけで大きく進化 します。

  • 重量級とは思えない鋭い立ち上がり

  • 中間加速の太さ

  • 高回転の気持ち良い伸び

  • スムーズで自然なアクセルレスポンス

ストック状態のまま、
“ちょうど良い速さと扱いやすさ” を求めるオーナー様に
非常に相性の良いメニューです。