Ferrari F8 Tributo(F8トリブート)は、 3.9L V8ツインターボエンジンを搭載する フェラーリのミッドシップスーパーカーです。
最高出力720PS、最大トルク770Nmを発揮し、 488 GTBから受け継いだV8ツインターボの パフォーマンスをさらに進化させています。
オープンモデルのF8 Spiderも 同じ720PSのエンジンを搭載。 ルーフを開ければ、V8のエキゾーストサウンドを よりダイレクトに楽しめます。
ZARION-Xでは、F8 Tributo・Spiderの Stage1 ECUチューニングと バブリング(Pops & Bangs) をご案内しています。
施工料金はStage1 450,000円、 バブリング単体350,000円。 Tributo・Spiderともに共通料金です。
本記事では、F8の純正スペック、 Stage1によるパワーアップ、 バブリング、海外施工事例、 ECU書き換え方法や車両への影響をご紹介します。
- F8 Tributo・Spiderの純正スペック
- Stage1の馬力・トルクアップ
- 488 GTB・488 Pistaとの違い
- V8ツインターボのECUチューニング
- バブリングの設定内容と車両への負担
- 海外のECUチューニング施工事例
- Bosch MED17.3.5のBench施工
- ZARION-Xの施工料金・車検・保証
1. Ferrari F8 Tributoとは
Ferrari F8 Tributoは、 2019年に発表された V8ミッドシップスーパーカーです。
「Tributo」という車名には、 フェラーリが長年培ってきた V8エンジンへの敬意が込められています。
搭載するのは3,902ccのV8ツインターボ。 最高出力720PS、最大トルク770Nmを発揮し、 7速デュアルクラッチトランスミッションを 組み合わせています。
F8 Tributo
F8 Tributoはクーペモデルです。 エンジン性能だけでなく、 空力性能や電子制御も進化しています。
488 Pistaにも用いられた 720PSのV8ツインターボをベースに、 高い走行性能と日常での扱いやすさを 両立しています。
F8 Spider
F8 Spiderは、 リトラクタブルハードトップを採用した オープンモデルです。
エンジンの最高出力・最大トルクは Tributoと共通です。
オープン状態では V8ツインターボのエキゾーストサウンドを より近くで楽しめることが魅力です。
2. F8 Tributo・Spiderの純正スペック
Tributo・Spiderは、 どちらも同じ3.9L V8ツインターボを搭載しています。
| 項目 | F8 Tributo | F8 Spider |
|---|---|---|
| エンジン | 3.9L V8ツインターボ | 3.9L V8ツインターボ |
| 排気量 | 3,902cc | 3,902cc |
| 最高出力 | 720PS | 720PS |
| 最大トルク | 770Nm | 770Nm |
| 駆動方式 | MR・後輪駆動 | MR・後輪駆動 |
| 変速機 | 7速DCT | 7速DCT |
| ECU | Bosch MED17.3.5 | Bosch MED17.3.5 |
F8は、自然吸気エンジンのような 鋭いレスポンスを追求した V8ツインターボエンジンを搭載しています。
ECUチューニングでは、 このエンジン特性を活かしながら、 出力とトルクをさらに引き出します。
3. 488 GTB・488 Pistaとの違い
F8は488 GTBの後継にあたるモデルですが、 エンジン出力は488 Pistaと同じ720PSです。
| モデル | 最高出力 | 最大トルク |
|---|---|---|
| 488 GTB | 670PS | 760Nm |
| 488 Pista | 720PS | 770Nm |
| F8 Tributo | 720PS | 770Nm |
| F8 Spider | 720PS | 770Nm |
488 GTBとの違い
488 GTBの最高出力は670PS。 F8では50PS高い720PSを発揮します。
エンジンだけでなく、 エアロダイナミクスや冷却性能、 車両制御なども改良されています。
488 Pistaとの違い
488 PistaとF8は、 同じ720PSのV8ツインターボを搭載しています。
Pistaが軽量化やサーキット性能を重視する一方、 F8は高い走行性能と 公道での扱いやすさの両立を追求しています。
ECUチューニングでは、 488 GTB・Pista・F8それぞれの ECUデータとエンジン仕様に合わせて セッティングを行います。
4. Stage1で何馬力アップする?
F8 Tributo・SpiderのStage1では、 ターボの過給圧、 燃料噴射、点火時期、 トルク関連制御などを最適化します。
最高出力だけでなく、 中間加速やアクセルレスポンスも 重要なポイントです。
F8 Tributo・Spider|Stage1出力
| 項目 | 純正 | Stage1 |
|---|---|---|
| 最高出力 | 720HP | 770HP |
| 最大トルク | 770Nm | 880Nm |
Stage1の設定値は、 770HP / 880Nmです。
純正に近い吸排気構成を基本に、 V8ツインターボの出力特性を最適化します。
Stage1で体感できる変化
中間加速
V8ツインターボのトルクを活かし、 追い越し加速などでの力強さを高めます。
アクセルレスポンス
スロットルやトルク制御を最適化し、 アクセル操作に対する反応を調整します。
高回転域の伸び
回転上昇に伴う出力特性を調整し、 高回転域まで力強い加速を追求します。
加速フィール
過給圧やトルク特性を調整し、 よりダイレクトな加速フィールを目指します。
5. V8ツインターボのECUチューニング
F8のECUチューニングでは、 主にエンジン出力に関わる 各種制御を最適化します。
過給圧制御
ツインターボの過給圧特性を調整し、 回転数や負荷に応じた トルクの立ち上がりを最適化します。
単に過給圧を高めるだけでなく、 エンジンの回転域全体で 扱いやすい出力特性を重視します。
燃料・点火制御
過給圧やエンジン負荷に合わせて、 燃料噴射と点火時期を調整します。
高負荷時の燃焼状態や ノッキング対策も重要なポイントです。
トルク関連制御
エンジンの要求トルクや 出力制御を最適化することで、 アクセル操作に応じた加速特性を調整します。
7速デュアルクラッチトランスミッションとの 整合性にも配慮したセッティングを行います。
6. Ferrari F8のバブリング
F8 Tributo・Spiderのエキゾーストサウンドを さらに楽しみたい方には、 バブリング(Pops & Bangs) もご案内しています。
バブリングとは?
バブリングとは、 アクセルオフやシフトダウン時などに、 マフラーから「パンッ」「パラパラ」といった 破裂音を発生させるサウンドチューニングです。
ECUの燃料・点火関連制御を調整し、 アクセルオフ時の排気音を変化させます。
バブリングの設定内容
- アクセルオフ時の作動条件
- 作動するエンジン回転数
- 音の強さ・継続時間
- シフトダウン時のサウンド
- 走行モードに応じた作動条件
- マフラー・排気バルブに合わせた調整
控えめなクラックル音から より明瞭な破裂音まで、 ご希望のサウンドと排気系の仕様に合わせて セッティングをご案内します。
純正マフラーでもバブリングできる?
純正マフラーでも、 ECUの仕様に応じてバブリングを設定できます。
ただし、実際の音量や音質は、 触媒、サイレンサー内部の構造、 排気バルブの開閉状態によって変わります。
社外スポーツマフラーを装着している車両では、 破裂音がより明瞭になる場合もあります。
TributoとSpiderで音は変わる?
エンジンの基本仕様は同じですが、 Spiderではルーフを開けることで、 エキゾーストサウンドを よりダイレクトに感じられます。
実際の音の出方は、 マフラーや走行モードによっても変化します。
バブリングによる車両への負担
バブリングは迫力あるサウンドを楽しめる一方、 純正状態とは異なる燃料・点火制御を行うため、 車両への負担が増える場合があります。
特に強いバブリングや長時間の連続作動では、 排気温度の上昇や未燃焼燃料の影響により、 触媒、マフラー、排気バルブ、 O2センサーなどに負担がかかる可能性があります。
F8はツインターボエンジンのため、 ターボチャージャーのタービン側や 排気系の温度管理も重要です。
排気温度や熱負荷の増加は、 タービン周辺の部品、 触媒、排気バルブなどの耐久性に 影響する場合があります。
また、燃料・点火制御の変更は エンジンの燃焼状態にも関わるため、 スパークプラグや点火系、 燃料供給系のコンディションも重要です。
ZARION-Xでは、 現在の車両状態や排気系の仕様を確認し、 ご希望のサウンドと部品への負担を考慮して セッティングをご案内しています。
控えめなクラックル音から強めの破裂音まで、 ご希望の音に合わせてご案内します。 参考動画がある場合は、 URLと現在のマフラー仕様を添えて お問い合わせください。
7. 純正マフラーと社外マフラーの違い
F8のサウンドは、 ECUの設定だけでなく、 マフラー、触媒、排気バルブの仕様によって 大きく変化します。
純正マフラー
純正マフラーは、 V8ツインターボのスポーツサウンドと 消音性能を両立する設計です。
バブリングを設定した場合も、 マフラー内部の構造や バルブの状態によって サウンドの響き方が変わります。
社外スポーツマフラー
社外スポーツマフラーでは、 排気音量や音質が変化し、 V8のエキゾーストサウンドを より明瞭に感じられる場合があります。
バブリングを組み合わせる場合も、 現在装着されている排気系の仕様が重要です。
排気バルブ制御
排気バルブ付きのマフラーでは、 バルブの開閉によって 排気音の大きさや音質が変わります。
車両の仕様に応じて、 バブリングの作動条件と 排気バルブの動作を確認します。
8. 海外のF8 ECUチューニング施工事例
F8 TributoのECUチューニングは、 海外でも行われています。
ここでは、 実際にECUの書き換えと シャシーダイナモでの測定を行った事例を ご紹介します。
Biesse Racing| Ferrari F8 Tributo Stage1
イタリアのBiesse Racingによる Ferrari F8 TributoのStage1 ECUチューニング事例です。
純正状態でのシャシーダイナモ計測後、 ECUのプログラミングを行い、 チューニング後の出力を測定しています。
| 計測項目 | 施工前 | 施工後 |
|---|---|---|
| 最高出力 | 715CV | 803CV |
| 最大トルク | 740Nm | 822Nm |
この事例では、 ECUを取り外してBench接続で プログラミングを行っています。
施工内容や測定結果に加え、 動画も掲載されています。
海外のF8 Stage1施工事例・動画を見る →Fabspeed Motorsport| F8 Tributo ECUチューニング
アメリカのFabspeed Motorsportでも、 F8 Tributo向けのECUチューニングが 提供されています。
Bosch ECUを取り外してBench方式で書き換える XperTuneパフォーマンスソフトウェアです。
Fabspeed|F8 Tributo ECUチューニングを見る
ZARION-Xでは、 F8の純正仕様と現在の車両状態に合わせて Stage1 ECUチューニングをご案内しています。
9. Ferrari F8のECU書き換え方法
F8 Tributo・Spiderには、 Bosch MED17.3.5 エンジンECUが採用されています。
ZARION-Xでは、 ECUを車両から取り外して専用機材に接続する Bench方式で施工します。
Bench施工とは?
Bench施工とは、 車両から取り外したECUを 専用機材に接続し、 データを読み書きする方法です。
対応する機材を使用することで、 ECUケースを開封せずに データへアクセスできます。
Bosch MED17.3.5の特徴
MED17.3.5は、 V8ツインターボの燃料噴射、 点火時期、過給圧、 トルク関連制御などを管理するECUです。
ECUチューニングでは、 このデータを読み出し、 エンジンの仕様に合わせて調整したデータを 書き込みます。
ECU施工の作業内容
- 車両からエンジンECUを取り外す
- 専用機材でBench接続
- ECUデータの確認とバックアップ
- Stage1またはバブリングデータの準備
- チューニングデータを書き込む
- ECUを再装着し、診断・動作確認
- エンジンECU:Bosch MED17.3.5
- 施工方式:Bench
- ECU取り外し:必要
- 対象モデル:F8 Tributo / F8 Spider
10. ZARION-XのECUチューニング施工料金
F8 Tributo・Spiderの施工料金は、 両モデル共通です。
バブリング単体
アクセルオフ時の エキゾーストサウンドを カスタマイズするメニューです。
Stage1
V8ツインターボの過給圧や 燃料・点火・トルク関連制御を 最適化するECUチューニングです。
F8 Tributo・Spiderの施工料金一覧
| モデル | バブリング | Stage1 |
|---|---|---|
| F8 Tributo | 350,000円 | 450,000円 |
| F8 Spider | 350,000円 | 450,000円 |
Stage1とバブリングの同時施工
Stage1とバブリングの 同時施工もご案内しています。
対応する車両でStage1をご依頼いただく場合は、 バブリング設定を無料で追加できます。
バブリング単体の施工料金は350,000円です。
ご希望の場合は、 バブリング設定を無料で追加できます。 ご希望のサウンドを施工前にお知らせください。
11. ECUチューニング施工の流れ
F8 Tributo・Spiderでは、 車両診断からECUのBench書き換え、 動作確認まで順番に作業を行います。
年式、グレード、走行距離、 マフラーや吸気パーツの仕様、 ご希望の施工内容を確認します。
診断機でエンジンや 関連システムのエラー・警告灯などを 確認します。
エンジンECUを取り外し、 Bench施工の準備を行います。
専用機材でECUへ接続し、 データの確認と必要なバックアップを行います。
Stage1やバブリングなど、 ご希望の内容に合わせて データを準備します。
専用機材を使用して ECUにチューニングデータを書き込みます。
ECUを車両へ戻し、 エンジン始動、警告灯、 関連システムの動作を確認します。
施工時間について
F8はECUの取り外しを伴うため、 ECU脱着、Bench書き換え、 再装着、診断を含む作業となります。
車両の状態や施工内容に合わせて 日程をご案内しています。
12. 車検・メーカー保証・メンテナンス
車検への影響
ECUチューニングを行っただけで、 一律に車検不適合になるわけではありません。
ただし、排気音量、排出ガス、 触媒、警告灯などについては、 保安基準への適合が必要です。
特にバブリングや社外マフラーを組み合わせる場合は、 排気系の仕様や実際の音量が重要になります。
ディーラー入庫・メーカー保証
ECUチューニングによって、 メーカー保証やディーラーでの整備対応に 影響する場合があります。
また、ECUソフトウェアが更新された場合、 チューニングデータが上書きされることがあります。
純正データに復帰できる場合でも、 ECUの書き換え履歴まで 消えるわけではありません。
エンジンオイル・冷却系
F8のV8ツインターボでは、 エンジンオイルや冷却系の コンディションが重要です。
高負荷走行では油温や冷却水温が上がりやすいため、 使用状況に合わせたメンテナンスを行います。
スパークプラグ・点火系
高過給・高負荷時の安定した燃焼には、 スパークプラグやイグニッション系統の コンディションが重要です。
ミスファイアやエンジン不調がある場合は、 原因を確認してから施工を進めます。
ターボチャージャー・排気系
ECUチューニングでは、 ターボチャージャーの作動状態や 過給圧、排気温度を考慮した セッティングが重要です。
バブリングを設定した場合、 排気温度や未燃焼燃料の影響によって タービン側、触媒、マフラー、 排気バルブなどに負担がかかる場合があります。
強い設定や長時間の連続作動は 部品の熱劣化や損傷につながる可能性もあるため、 現在の排気系の状態を確認して施工します。
7速DCT・駆動系
F8は7速デュアルクラッチトランスミッションを 採用しています。
ECUチューニングによるトルクの変更は、 変速機やクラッチ、駆動系の負担にも 関係します。
エンジンだけでなく、 駆動系のコンディションも 良好に保つことが重要です。
13. よくある質問
まとめ|F8のV8ツインターボをさらに楽しむ
Ferrari F8 Tributo・Spiderは、 720PSを発揮する3.9L V8ツインターボを搭載した 高性能スーパーカーです。
Stage1 ECUチューニングでは、 過給圧や燃料・点火・トルク関連制御を最適化し、 770HP / 880Nmの出力設定をご案内しています。
さらにバブリングによる エキゾーストサウンドのカスタマイズも可能です。
ECUの書き換えは Bosch MED17.3.5のBench方式で行います。
施工料金はStage1 450,000円、 バブリング単体350,000円です。
Ferrari F8の
ECUチューニングはZARION-Xへ
バブリング 350,000円
Stage1 450,000円
F8 Tributo・Spider対応。
Bosch MED17.3.5 ECUをBench方式で施工。
ご希望の内容をお気軽にご相談ください。