【Porsche 911 992 GT3 / GT3 RS / Touring】ECUチューニング&バブリング施工完全ガイド|費用・馬力アップ・車検対応をプロが解説

Porsche 911 992 GT3 / GT3 RS / GT3 Touringは、 4.0L自然吸気水平対向6気筒エンジンを搭載する ポルシェの高性能GTモデルです。

ターボエンジンを採用するCarreraやTurboシリーズとは異なり、 最高9,000rpmまで回る高回転型エンジンが特徴。 自然吸気ならではの鋭いレスポンスと、 高回転域で響くフラット6サウンドが大きな魅力です。

ECUチューニングでは、 Stage1・Stage2による馬力やトルクの向上に加え、 アクセルレスポンスや高回転域の特性、 現在の吸排気仕様に合わせた制御の最適化を検討できます。

また、エキゾーストサウンドを楽しみたいオーナー様には、 バブリング(Pops & Bangs)や 排気バルブに関するチューニングも関心の高いメニューです。

ただし、992 GT3系では年式によってECUの仕様が異なり、 特にGT3 RSや新しい992.2モデルでは 施工前の適合確認が重要になります。

本記事では、992.1・992.2のGT3、 GT3 Touring、992 GT3 RSを対象に、 Stage1・Stage2、馬力アップ、バブリング、 ECUロック解除、施工費用、車検への影響を 詳しく解説します。

この記事でわかること
  • 992.1・992.2 GT3とGT3 RS、Touringの違い
  • Stage1・Stage2で期待できる性能変化
  • 2026年10月22日時点のZARION-X施工料金
  • 純正・社外マフラーでのバブリングの違い
  • ECUロック解除と施工方法
  • 車検・ディーラー入庫・メーカー保証への影響

1. Porsche 911 992 GT3系とは

Porsche 911 GT3は、911シリーズの中でも モータースポーツとのつながりが深い高性能ロードカーです。

992型GT3は2021年に登場。 4.0L自然吸気水平対向6気筒エンジンを搭載し、 510PS / 470Nmを発揮します。

992世代ではフロントサスペンションに ダブルウィッシュボーン式を採用するなど、 サーキット走行を意識した設計が大きく進化しました。

さらに、後方の大型ウイングや空力部品、 専用サスペンションなどにより、 高速走行時の安定性も追求されています。

GT3 RSでは空力性能をさらに強化し、 よりサーキット走行に特化した仕様となっています。

一方、GT3 Touringは大型固定式リアウイングを採用せず、 控えめな外観とGT3の高性能を両立したモデルです。

2. GT3・Touring・GT3 RSの違い

992.1 GT3

4.0L自然吸気フラット6を搭載する 510PSの高性能モデル。 大型リアウイングを採用し、 サーキット性能と公道での走行性能を両立します。

992.1 GT3 Touring

510PSの4.0L自然吸気エンジンを搭載。 大型固定式リアウイングを持たず、 控えめなスタイルが特徴です。 ECUの適合は個別に確認します。

992 GT3 RS

525PSの4.0L自然吸気エンジンを搭載。 大型アクティブリアウイングなど、 空力性能とサーキット性能を さらに追求したモデルです。

992.2 GT3 / Touring

2024年発表の改良モデル。 最高出力は510PSを維持しながら、 エンジンや排出ガス対策、ギヤ比、 車両装備などが変更されています。

GT3とTouringは同じECUチューニングでよい?

同じ世代のGT3とTouringは、 基本的なエンジン構成を共有しています。

ただし、エンジンが共通だからといって、 すべての車両で同じECUデータが使用できるとは限りません。

年式やECUソフトウェア、 排気系の構成、トランスミッション仕様によって、 適切な施工内容が異なる場合があります。

GT3 RSが別扱いになる理由

GT3 RSはGT3と同じ4.0L自然吸気エンジンを 基本としながらも、吸気系やカムシャフトなどに 専用の設計・調整が施されています。

そのため、純正出力やエンジン制御にも違いがあり、 ECUチューニングではGT3とは 別の仕様として扱う必要があります。

3. 992.1・992.2の純正スペック比較

992世代GT3系は、基本的に4.0L自然吸気エンジンを 採用していますが、 世代やグレードによってトルクや装備が異なります。

モデルエンジン純正最高出力純正最大トルク主な特徴
992.1 GT34.0L NA510PS470Nmウイング付きGT3
992.1 GT3 Touring4.0L NA510PS470Nm控えめな外観
992.1 GT3 RS4.0L NA525PS465Nmサーキット志向の専用モデル
992.2 GT34.0L NA510PS450Nm改良型GT3
992.2 GT3 Touring4.0L NA510PS450Nm改良型Touring

992.1 GT3とTouringは510PS / 470Nmですが、 GT3 RSは525PS / 465Nmです。

RSは最高出力が高い一方、 最大トルクの数値は通常GT3よりも小さくなっています。 この違いは、エンジンの特性や 最大出力を発揮する回転域との関係で理解する必要があります。

また、992.2 GT3では 純正最高出力510PSを維持しつつ、 最大トルクが450Nmとなっています。

992.1と992.2は別仕様です。
992.1向けのStage1・Stage2参考値や ECU施工方法を、992.2へそのまま適用することはできません。

4. Stage1・Stage2で何馬力アップする?

GT3系のStage1は、主に純正または 純正に近い吸排気構成を対象とした ECUチューニングです。

自然吸気エンジンのため、 ターボ車のようなブースト圧の変更ではなく、 点火・燃料・トルク関連制御や 高回転域の出力特性などの適正化を検討します。

992.1 GT3のStage1参考値

ZARION-Xでは、 992.1 GT3のStage1参考値として 530HP / 500Nmを掲載しています。

メニュー出力参考値トルク参考値料金(税込)
純正510HP相当の掲載値470Nm—
Stage1530HP500Nm260,000円
Stage2561HP525Nm290,000円

Stage1では530HP / 500Nm、 Stage2では561HP / 525Nmに設定しています。

いずれも高回転型自然吸気エンジンの特性を活かしながら、 出力やトルク特性の向上を検討するメニューです。

出力特性は、車両の状態や燃料、吸排気仕様を踏まえて調整します。

Stage1とStage2の違い

Stage1

主に純正または純正に近いハードウェアを基本に、 エンジン制御を最適化するメニュー。 出力とドライバビリティの両立を目指します。

Stage2

吸排気などを変更した車両に合わせて ECUデータを調整するメニュー。 必要な部品や施工内容は個別に確認します。

GT3 Touringも同じ出力になりますか?

992.1 GT3 Touringは、 通常GT3と同系統の4.0Lエンジンを搭載します。

ただし、本記事に掲載した 530HP / 500Nm、561HP / 525Nmという数値は、 ZARION-Xの料金表に掲載された992.1 GT3向けのものです。

Touringについては ECUソフトウェアと車両仕様を確認したうえで、 施工可否や参考出力をご案内します。

992.2 GT3もStage1に対応していますか?

992.2 GT3 / Touringは、 992.1とは異なるECUソフトウェアや 排気系の仕様が採用されています。

そのため、Stage1・Stage2の対応状況、 施工方法、参考出力については個別確認となります。

5. 992 GT3 RSのECUチューニング

992 GT3 RSは、 通常のGT3以上にサーキット走行を意識した 高性能モデルです。

最高出力525PSの4.0L自然吸気エンジンに加え、 大型アクティブリアウイングや 高度な空力制御などを採用しています。

エンジンは通常GT3と同じ排気量ですが、 専用の吸気・エンジン仕様によって 高回転域の性能が高められています。

GT3 RSもStage1・Stage2に対応できる?

海外では992 GT3 RS向けに Stage1・Stage2のECUチューニングを提供する事例があります。

ただし、GT3 RSは通常GT3とは ECUの仕様や施工条件が異なる場合があり、 チューニングデータを共通化できるとは限りません。

ZARION-Xでの施工内容や料金については、 車両情報とECUの対応状況を確認したうえで 個別にご案内します。

GT3 RSではレスポンスや扱いやすさも重要

GT3 RSは、最高出力だけでなく コーナリング性能や高速域での安定性も重視した車両です。

ECUチューニングを検討する際には、 ピークパワーの増加だけでなく、 スロットルレスポンスや高回転域のつながり、 エンジン保護とのバランスも重要です。

GT3 RSのStage1・Stage2参考出力と ZARION-Xの施工料金は個別確認となります。 通常GT3の料金や馬力を、そのままRSへ 適用するものではありません。

6. 自然吸気GT3のECUチューニングで変わること

992 GT3系のECUチューニングは、 911 CarreraやTurboといった 過給エンジンのチューニングとは異なります。

アクセルレスポンス

電子スロットルやトルク要求制御は、 アクセル操作に対するエンジンの反応に関係します。

対応するECUでは、 車両の仕様や使用目的に応じた レスポンス調整を検討できます。

高回転域の出力特性

GT3の4.0L自然吸気エンジンは、 高回転域まで滑らかに出力が伸びる特性が魅力です。

ECUチューニングでは その特性を損なわず、 点火・燃料関連制御などとの整合性を 考えることが重要です。

吸排気部品との組み合わせ

社外マフラーや吸気系部品を装着した車両では、 純正と異なる吸排気特性になる場合があります。

特にStage2では、 現在のハードウェア構成を把握したうえで ECU側の調整を検討します。

保護制御の維持

GT3はサーキット走行も想定した高性能モデルです。 高回転・高負荷の状態でエンジンを保護する制御は 非常に重要になります。

単純な出力向上だけでなく、 エンジンのコンディションや熱管理も含めて 施工を考える必要があります。

7. バブリング・エキゾーストバルブ制御

992 GT3系の大きな魅力が、 高回転まで回る自然吸気フラット6の エキゾーストサウンドです。

バブリング(Pops & Bangs)は、 アクセルオフ時などに 排気側から「パンッ」「パラパラ」といった 破裂音が聞こえるようにする サウンドチューニングです。

ECUと車両仕様が対応している場合には、 こうしたサウンドに関連する 制御調整を検討できることがあります。

検討する主な設定項目

  • アクセルオフ時の作動条件
  • 音の強さや継続時間
  • 作動するエンジン回転数の範囲
  • シフトダウン時のサウンド特性
  • 走行モードとの関係
  • エキゾーストバルブの動作
  • 純正・社外マフラーの仕様

ただし、これらすべてを自由に設定できるわけではありません。 対応可能な内容はECUや排気系の仕様によって異なります。

純正マフラーでもバブリングできる?

ECUが対応する場合には、 純正マフラーでもバブリングの設定を 検討できることがあります。

一方、音量や音質は触媒、 OPF/GPF、マフラー内部の消音構造などによって 大きく変わります。

そのため、動画で聞いた音と同じサウンドが すべての車両で再現できるわけではありません。

エキゾーストバルブとの関係

GT3系のスポーツエキゾーストでは、 排気バルブの動作もサウンドに関係します。

バルブの開閉状態によって音の聞こえ方が変わるため、 ECUのバブリング設定だけでなく、 現在のマフラー仕様とバルブ制御を 確認することが重要です。

GT3 RSでも同じ音になりますか?

GT3 RSは通常GT3と共通する部分も多いものの、 車両の仕様やエキゾーストの構成、 ECUソフトウェアは同一とは限りません。

そのため、GT3向けの設定が GT3 RSへそのまま使用できるわけではありません。

バブリングについての注意点:
過度なバブリングは、 触媒、OPF/GPF、マフラー、 排気バルブ、O2センサーなどへの 熱的・機械的な負担を増加させる場合があります。 また、排気音量や排出ガスへの影響により、 車検や公道使用時の保安基準への 適合性に影響する可能性があります。

8. OPF/GPF装着車の注意点

992世代GT3系では、 排気ガスに含まれる粒子状物質を捕集する ガソリン・パティキュレート・フィルターが 使用されています。

この装置はOPFまたはGPFと呼ばれ、 排出ガスの浄化に重要な役割を持ちます。

OPF/GPFは排気音にも影響する

OPF/GPFは排気経路に設けられるため、 排気音の聞こえ方にも影響します。

同じECU設定でも、 排気系の仕様が異なれば サウンドが同じになるとは限りません。

バブリングと排気温度

バブリングの設定によっては、 排気温度が上昇し、 触媒やOPF/GPFへ通常より大きな負担が かかる可能性があります。

特にGT3のような高回転型エンジンでは、 音の大きさだけでなく 排気系部品への負担も考慮する必要があります。

992.2では排気系の構成が変わっている

992.2 GT3では、 新しい排出ガス基準への対応に伴い、 エンジンおよび排気系が改良されています。

そのため、992.1で使用するデータや サウンド設定をそのまま適用することはできません。

OPF/GPFや触媒は、車両の排出ガス性能に関わる重要な装置です。 公道で使用する車両では、 保安基準への適合を維持した状態で 施工内容を検討する必要があります。

9. 海外のバブリング・ECUチューニング動画

992 GT3 / GT3 RSの排気サウンドをもっと楽しみたい方に向けて、海外で実際にECUチューニングが行われた車両を紹介します。特に注目したいのは、アクセルオフで破裂音を発生させるPops & Bangs(バブリング)です。

992 GT3|Pops & Bangsを追加したECUチューニング

米国のVivid Racingは、992 GT3にECUのPops & Bangsチューニングを行い、破裂音やアフターファイヤを発生させたことを公表しています。マフラー交換による音量アップだけではなく、ECU側でサウンドを作り込むアプローチです。

Vivid RacingによるPops & Bangs施工紹介を見る

リンク先は991.2 GT3 RSの施工記事ですが、本文で同社の992 GT3へのPops & Bangs施工についても紹介されています。992 GT3の実演動画URLは特定できていないため、こちらは施工内容の紹介として掲載しています。

992 GT3 RS|ECUチューニング+ダイノ実走映像

M-Engineeringによる992 GT3 RSのStage 2 ECUチューニング事例。米国フロリダのMainline ProHubダイノで計測した車両で、高回転域のサウンドとチューニングの実例を確認できます。

YouTubeで動画を見る|チューニング内容を見る

992 GT3 RS|Biesse Racing ECUチューン+Dundonエキゾースト

こちらはBiesse RacingによるECUチューニングと、Dundon Motorsportsのインコネル製エキゾーストを組み合わせた992 GT3 RSです。始動音・空ぶかしに加え、1分17秒付近からダイノ走行の迫力あるサウンドを楽しめます。

YouTubeで動画を見る|NM2255による海外収録映像。こちらはECU施工済み車両の排気音で、Pops & Bangs設定の実演と明記されたものではありません。

バブリングは音の強さだけでなく、鳴り始める回転数やアクセルオフ時の継続時間によって印象が変わります。ZARION-Xでは、希望するサウンドと現在の排気系に合わせてチューニング内容をご案内しています。

10. ECUロック解除と施工方法

992 GT3系のECUチューニングでは、 ECUのハードウェアやソフトウェア、 セキュリティ状態によって施工方法が異なります。

OBD施工とは?

OBD施工は、車両の診断ポートから ECUへアクセスする方式です。

対応する車両では、 ECUを取り外さずに データの読み書きができる場合があります。

ただし、992 GT3系のすべての車両が OBD施工に対応するわけではありません。

ECUロック解除が必要になる場合

ECUのセキュリティ保護によっては、 データを書き込む前に ロック解除が必要となる場合があります。

解除方法によってはECUを車両から取り外し、 専用設備で作業する必要があります。

特に海外では、992 GT3 RSのECUを 取り外して専用設備へ送付し、 ロック解除とチューニングを行う事例があります。

ただし、その施工方法や所要日数が すべての車両・施工業者に共通するわけではありません。

GT3・Touring・GT3 RSで施工方法は同じ?

同じ992世代でも、 車種や年式、ECUソフトウェアによって 対応状況は異なります。

GT3向けの施工方法をTouringやGT3 RSに そのまま適用できるとは限りません。

また、992.2 GT3についても、 992.1と同じ方法で施工できるかは 個別確認が必要です。

ECUロック解除について:
ロック解除の必要性は車両ごとに確認します。 ECUの取り外し・送付などを伴う場合には、 追加費用や納期が発生する可能性があります。 事前の適合確認によって施工方法をご案内します。

11. ZARION-Xの施工料金|2026年10月22日時点

ZARION-Xでは、 Porsche 911 992.1 GT3 4.0Lの ECUチューニングとバブリングについて、 以下の基本料金をご案内しています。

バブリング単体

230,000円

税込

排気サウンドの変更を主な目的とする方向け。 ECU・排気系の対応状況を確認してご案内します。

Stage1

260,000円

税込

参考出力は530HP / 500Nm。 主に純正に近いハードウェアを基本とする ECUチューニングです。

Stage2

290,000円

税込

参考出力は561HP / 525Nm。 吸排気仕様などに応じた セッティングを検討します。

料金・出力一覧

モデルStage1Stage1料金Stage2Stage2料金バブリング単体
992.1 GT3530HP / 500Nm260,000円561HP / 525Nm290,000円230,000円
992.1 GT3 Touring個別確認個別見積もり個別確認個別見積もり個別見積もり
992.1 GT3 RS個別確認個別見積もり個別確認個別見積もり個別見積もり
992.2 GT3 / Touring個別確認個別見積もり個別確認個別見積もり個別見積もり
Stage1・Stage2をご依頼の方へ
対応車両でご希望の場合、 バブリング設定を無料で追加できます。 ただし、すべての車両で同一の設定が 可能なわけではありません。 施工可否はECU・排気系の仕様を確認して判断します。

ECUロック解除費用について

ECUロック解除が必要な場合は、 基本料金とは別に費用が発生する可能性があります。

ZARION-Xの追加オプションには、 ECUロック解除の基本追加料金として 85,000円(税込)の設定があります。

ただし、この金額をすべてのGT3系へ 一律に加算するものではありません。 ロック解除方法や作業工程、 ECUの取り外し・送付の必要性により 個別見積もりとなる場合があります。

GT3 RSや992.2の料金が個別見積もりになる理由

992.1 GT3とGT3 RS、 さらに992.2 GT3では、 ECUや施工方式の条件が異なります。

そのため、992.1 GT3向けに掲載されている 基本料金をそのまま適用することはできません。

事前に車両情報をご確認いただき、 施工内容と正式な費用をご案内します。

掲載料金は2026年10月22日時点の税込価格です。 最新の料金はZARION-X公式料金一覧をご確認ください。

ZARION-Xの対応車種・最新料金一覧を見る

12. ECUチューニング施工までの流れ

992 GT3系では、 施工前の車両確認とECUの適合確認が重要です。

01|車両情報の確認

992.1 / 992.2、GT3 / Touring / GT3 RS、 年式、走行距離、マフラー、 吸排気変更内容などを確認します。

02|ECU対応状況の確認

対象ECUの読み書き方法や ロック解除の必要性を確認します。 ECUの取り外し・送付が必要な場合は 施工日程と費用をご案内します。

03|施工前の車両診断

診断機でエンジンや関連制御モジュールを確認します。 異常や警告灯がある場合は、 必要な整備を優先することがあります。

04|ECUデータの確認・保存

施工方式に応じて必要なECUデータを確認し、 可能な範囲で純正データを保存します。

05|チューニングデータの準備

Stage1・Stage2・バブリングなど、 希望する施工内容と車両の仕様に応じて 対応するECUデータを準備します。

06|ECUへの書き込み

対応する専用機材を使用して ECUへデータを書き込みます。 安定した電圧と通信環境を維持して作業します。

07|診断・動作確認

書き込み後はエラーや警告灯を確認し、 エンジン始動、アイドリング、 その他の基本動作を点検します。 必要に応じて走行確認も行います。

施工時間はどのくらい?

ECUの施工方法によって作業時間は異なります。

車両側から直接データの読み書きが可能な場合と、 ECUの取り外し・送付を伴う場合では、 必要な作業工程が異なります。

正確な作業日数については、 ECUの仕様を確認してご案内します。

13. メンテナンス・車検・メーカー保証

992 GT3系は、高回転での使用や サーキット走行も想定して設計された高性能モデルです。

ECUチューニングを検討する際には、 エンジンの状態やメンテナンス履歴を 確認することが重要です。

エンジンオイル・冷却系

GT3系では、エンジンオイルや冷却系の状態が 高回転・高負荷走行時の安定性に関係します。

メーカー指定の規格に沿った整備を基本に、 サーキット走行など使用条件に応じた メンテナンスを行うことをおすすめします。

スパークプラグ・点火系

高回転域での安定した燃焼には、 スパークプラグやイグニッション系統の状態が重要です。

施工前にミスファイアなどの不具合がある場合は、 ECUチューニングよりも 原因の確認や整備を優先します。

PDK・マニュアルトランスミッション

992 GT3ではPDKとマニュアルの仕様があり、 GT3 RSはPDKを採用しています。

ECUチューニング時には、 エンジンだけでなく、 トランスミッションや車両全体の 制御との整合性にも注意が必要です。

車検には通りますか?

ECUチューニングを行ったことだけで 一律に車検不適合になるわけではありません。

ただし、実際の車検では 排出ガス、騒音、触媒、OPF/GPF、 警告灯、装着部品などが 保安基準に適合している必要があります。

特にバブリングや社外マフラーを伴う仕様では、 排気音量や排出ガスへの影響によって 車検に通らなくなる場合があります。

車検適合について:
ECUチューニング後の車検合格を 一律に保証するものではありません。 保安基準への適合性は、 車両全体の仕様と実際の検査結果により判断されます。

ディーラー入庫・メーカー保証

ECUチューニングによって、 メーカー保証やディーラーでの 整備対応に影響する可能性があります。

ディーラーでECUのソフトウェア更新が行われると、 チューニングデータが上書きされる場合もあります。

純正データへ戻せる場合でも、 ECUの書き換え履歴が必ず消えるわけではありません。

14. よくある質問・まとめ

Q. 992 GT3はStage1で何馬力になりますか?
ZARION-Xの992.1 GT3向け参考スペックは、 Stage1で530HP / 500Nmです。 車両状態や燃料、測定条件などにより結果は異なります。
Q. Stage2は何馬力になりますか?
992.1 GT3のStage2参考値は 561HP / 525Nmです。 必要な吸排気仕様や施工可否は個別確認となります。
Q. GT3 Touringもチューニングできますか?
GT3 Touringもご相談いただけますが、 ECUや年式によって対応条件が異なります。 出力目安と正式料金は個別にご案内します。
Q. 992 GT3 RSにもStage1・Stage2はありますか?
海外ではStage1・Stage2の施工例があります。 ZARION-Xでの対応可否や施工内容については、 ECU仕様を確認したうえで個別に判断します。
Q. 992.2 GT3も同じECUデータを使えますか?
992.1と992.2ではECUや排気系の仕様が異なります。 同じデータをそのまま使用することはできません。 施工可否は個別確認が必要です。
Q. 自然吸気エンジンでもバブリングできますか?
ECUの対応条件によっては、 自然吸気エンジンでも バブリングを検討できる場合があります。 ただし、排気系への負担や保安基準への 適合性に注意が必要です。
Q. 純正マフラーでもバブリングできますか?
ECUが対応している場合には 検討できることがあります。 ただし、触媒、OPF/GPF、 マフラーや排気バルブの仕様によって 音量・音質は変化します。
Q. ECUロック解除は必須ですか?
すべての992 GT3系で 同じ解除工程が必要というわけではありません。 ECUハードウェア・ソフトウェアにより 施工方法が異なるため、 車両ごとに確認します。
Q. 992.1 GT3の施工料金はいくらですか?
2026年10月22日時点の税込基本料金は、 Stage1が260,000円、 Stage2が290,000円です。 ECUロック解除などが必要な場合は 追加費用が発生する可能性があります。
Q. バブリング単体はいくらですか?
992.1 GT3のバブリング単体基本料金は 230,000円(税込)です。 Stage1・Stage2と同時施工の場合は、 対応車両であれば無料で追加できます。
Q. 純正ECUデータへ戻すことはできますか?
ECUの仕様や施工方式によっては 純正復帰が可能です。 ただし、純正復帰によって 書き換え履歴が必ず消えるわけではありません。
Q. チューニング後も車検に通りますか?
車検への適合はECUの設定だけでなく、 排気音量、排出ガス、触媒、OPF/GPFなど 車両全体の仕様によって異なります。 車検合格を一律に保証することはできません。

まとめ|992 GT3系は世代・グレード別の確認が重要

Porsche 911 992 GT3 / GT3 Touring / GT3 RSは、 4.0L自然吸気フラット6の高回転特性を活かした 高性能モデルです。

ZARION-Xでは、992.1 GT3に対して Stage1で530HP / 500Nm、 Stage2で561HP / 525Nmという 参考スペックをご案内しています。

GT3 TouringやGT3 RS、 さらに新しい992.2 GT3では、 ECU仕様や施工方式が異なるため、 車両ごとの適合確認が重要です。

また、バブリングやエキゾーストバルブに関する チューニングを検討する場合は、 現在の排気系の仕様や エンジンへの負担も考慮する必要があります。

ZARION-Xでは、 車両の年式・グレード・ECU仕様・現在のカスタム内容を確認し、 ご希望に応じたECUチューニングや サウンドチューニングをご案内しています。

Porsche 911 992 GT3 / GT3 RS / Touringの ECUチューニングはZARION-Xへ

Stage1・Stage2・バブリング、 ECUロック解除についてご相談ください。
車両情報を確認したうえで 施工内容・対応可否・費用をご案内します。

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